お家のこと⑮ ~野良猫とのたたかい~

お家のこと

地盤改良をしている頃から、工務店の旦那さんからは「この地域は野良猫がいるよ」と聞いていた。

私の土地の周りに姿を現すだけでも4匹はいるらしい。

実家は1㎞ほど離れたところにあるのだが、実家の周りでは野良猫をほとんど見なかったので、それは新鮮な報告だった。

また、飼ったことはないが、猫好きだったため、住んでいるだけで可愛い猫の姿が見られるのならば嬉しいと、簡単に考えていた。

だがしかし成程、私の家には、少しのガーデニングと畑ができるくらいの庭があるのだが、入れたばかりのふかふかな土は、野良猫たちにとっては格好のトイレ場だった。

庭の周りは赤い溶岩砂利を敷いてあるが、これも器用な前足で掘っては、トイレをあちこちにされていた。

経験のある方も多いだろうが、猫の大は、掘り起こすとそれなりに臭う。

建物の周りの砂利部分や畑部分に埋められた大を、毎日のようにいくつもトングで取っては、ゴミに出していた。

流石にこのままでは手がかかりすぎるので、アルミフェンスの柵の部分は、仔猫が通り抜けられないように畑で使う網を張り巡らせた。アルミフェンスの手すり部分は、大人猫が飛び越えられないように、猫除けのトゲトゲシートを細く設置した。

また、猫が嫌がる高音の超音波を出す撃退器を5個も買い、あちこちに配置した。

結果、トイレの回数は相当数は減っていた。が、完全にはなくせなかった。

結局、猫がすり抜ける通路を全てふさぐことは不可能であることと、フェンスにトゲトゲと付けても、大人猫は器用にトゲを避けて登ってくることが分かった。

そして、庭に入って超音波撃退器の前を通りかかっても彼らは平気な顔をしていた。

(もしかしたら、見ていないところでは効果があったのかもしれない)

それでも、拾う大の数は随分減ったので、労力は軽くなった。

そして、数か月もすると、いつの間にか野良猫たちは私の家の砂利や畑にトイレをしなくなった。

理由は分からない。

彼らにとって、ただの近所の空き地だったつもりが、個人の家の敷地になったということを認識したのだろうか。

何にしても助かった。

(その後、メンバーを変えて野良猫は相変わらず近所をウロウロしている)

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