あれ、いきなりそんなに下回る!?
さて、サカイ引越センターを断ったその日の夜は、
アーク引越センターが見積もりに来ることになっていた。
その日の夜に現れたのは、
40代くらいの、少々背格好はいかついが
愛想の良い営業マンであった。
同じように一通りの荷物を確認した後、
アークの営業マンはこちらの予算も何も聞かず、
さらさらと見積もりの金額を書いて寄越した。
その金額は6万円台。
昨日のやり取りをした後の私は驚いてしまった。
予算を10万円くらい見込んであったのに、
大幅に下回る金額。
素直に驚きの声を上げてしまったが、
アークの営業マンの話を聞いていても、
特段変に手を抜くような様子もない。
愛想の良いその営業マンは
「他の引っ越し業者にはもう見積もりしてもらったのですか?」
と聞いてきたので、
昨晩にサカイ引越センターに来てもらったと伝えた。
すると、
「背の高いイケメンが来たでしょ」
と。
意味が分からず、
ぽかーんとしてしまった。
そういうことですか。
引っ越しの見積もりに
顔の良し悪しなぞ欠片も関係ないので、
昨晩来た強引なサカイの営業マンの顔が
どうであったかなんて気にもしなかった。
まあ、背は並みより高かったかもしれない。
そこで私はふと思った。
そうか、
同業者がその若手営業マンを
そう評するということは、
女一人暮らしの家に、
そのイケメンらしい営業マンを派遣させ、
さも安い値段を提供したと思わせ、
他の業者の垢が付いていないうちに、
契約をもぎ取る作戦なのだろう。
もちろん、これは思い過ごしかもしれない。
しかし、今、目の前にいるアークの愛想の良い営業マンは、
私に結論を一つも急かさなかった。
それどころか、
他のところにも見積もりを取ってもらって、
検討してくれれば良いと。
ここで私の結論は出た。
同業者曰くイケメンらしい
サカイ引越センターの若手営業マンは、
一つだけ良い事を言った。
あまりたくさんの所に依頼するのも疲れるでしょう、と。
もう一社くらいは見積もりをお願いしようかと思っていたが、
事実、私は2社だけでお腹いっぱいであった。
そして、アーク引越センターが、
私の予算よりも大幅に下回る金額を提示してくれ、
結論を急かさないという、その姿勢を見て、
ここに決めることにした。
そんなところに信頼がでるということか
その後のやりとりも、段ボールの配送も、
当日の引っ越しも実にスムーズに済み、
十数年前と同様、
アーク引越センターには何一つ不満に思うことはなかった。
養生もしっかりしてくれたので、
新築の家にも傷一つ付いていない。
重い荷物を運んでくれる
お兄さん、おじさんには感謝しかない。
本当に本当に、ありがとうございます。
ちなみに、
十数年前の引っ越しの際にもらったアークの段ボールは、
引っ越し先アパートの押し入れの整理棚として使っていた。
そう、十数年も。
今回の引っ越しでは、とうとうその役目を終え、
長年整理棚として活躍してくれたその段ボールを
そっと畳んだ。
長い間、ありがとう。
ちなみに引っ越し費用の参考として
今回の引っ越しは、9月上旬のことである。
また、引っ越しの距離は
目と鼻の先の
僅か700m。
荷物の量としては、
アパート2LDKの女一人暮らし。
ここから、一軒家への引っ越しである。
ただし、恥ずかしながら訳あって
そこそこ立派な和タンスが一本、
そこそこしっかりした化粧台など、
一人暮らしには不釣り合いな物もあった。
あとは普通に、
大きなものと言えば冷蔵庫や洗濯機やベッドくらい。
家族で使うようなそこそこ大きい食器棚や
和タンスと対になるそこそこ立派な洋タンスも
アパートにはあったが、
これらは先にジモティーで処分した。
この規模で、引っ越しは6万円代だった。
(令和2年の話なので要注意。今はもっと高いでしょうね)
思えば、
十数年前に同じくアーク引越センターが運んでくれたときは、
同じくらいの荷物の量で、
これまたオフシーズンの、
引っ越し距離が約7kmという近距離で、
44,000円くらいだったように思う。
ありがとう、アーク引越センター。
もう引っ越しはないと思うけれど、
何かあれば、一番にまた見積もりをお願いしますね。
感謝、感謝。