お家のこと⑯ ~外構のこと~

お家のこと

先のブログで、外構には予想外にお金がかかると触れたが、仕事でも大きな特殊建物の修繕の発注を何度か経験したことがあり、このときに「建物以外でもお金がかかる部分がたくさんある」ということを学んだ。

家を建てる際には、塀、柵、庭、土間、玄関アプローチ、門、車庫、垣根、カーポート、物置などが入る。庭木などを含んだエクステリアもそうだろうか。

ちなみに、雪の降る地域なので、カーポートはあれば嬉しいのだが、工務店の旦那さんは、今ここで頼むとお値段が高いものしか入れることができないので、落ち着いてから自分でどこか探して設置した方が良い、と勧められた。

物置も、結局、家を建ててしばらくしてから、近所のホームセンターを通じて手配をした。複数のホームセンターで見積もりを出してもらって比べたが、どこも値段に差がなく、ならば近くの小さなホームセンターの存続を願う意味を込めて、こちらで購入した。これを外構工事のときに一緒にお願いしていたら、逆に高くついたかもしれない。

私が工事と一緒にお願いした外構工事は、駐車場部分の土間コンクリート、玄関アプローチ、家の周りに敷く瓦チップとその下の防草シート張り、畑の土入れ、駐車場周りの花壇のレンガ積2カ所、ブロック塀の解体、フェンス工事などである。

おおまかな費用は以下のとおり。

駐車場部分の土間コンクリート(51.6㎡) 412,800

玄関アプローチ(石乱張り、石乱廻りブロック) 339,230

家の周りに敷く瓦チップとその下の防草シート張り 70,000

畑のブロック積、土入れ 金額不明

駐車場周りの花壇のレンガ積2カ所 164,000

ブロック塀の解体(重機や整地を含む) 204,312

フェンス工事(境界のブロック積含む) 627,500

どうだろう、これで実に180万円ほどになる。

もちろん、玄関アプローチや花壇はちょっとした贅沢品なのだが、もしせっかく建てるお家の建物周りもをょっと何か装飾をしたければ、このくらいは見ておかないといけないのだ。

そういえば、たまにチラシなどで「1,000万円以下でお家が建てられる」ということを売り文句にしているハウスメーカーがあるが、あれは建物に関しては最低限の設備であることと同時に、外構については全く含まれていないと聞く。

なので、ああいった類のハウスメーカーに頼むのであれば、建物以外の部分でプラス200万円はかかると思っていた方が良いと思う。

私は初めから「外構部分は200万円くらいかかる」と思って家づくりに挑んだので、外構費の高さに冷汗はかきつつも、予期せぬ費用がかかってしまった、という残念な思いには幸いならなかった。

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